現在日本では毎年2000万人の訪日外国人がいるという。また、2020年には東京オリンピックが開催されるため2倍近くの外国人が訪日する見込みである。かねてより、本校生徒会は国際高校の特性生かし、今後のボランティア活動の中でも訪日外国人に向けた活動はできないかという考えがあった。その先駆けとして8月25日に本校生徒会は訪日外国人に向けた街頭アンケートを実施した。参加生徒は本校生徒会、英語部、有志参加者の計8人で行った。アンケート内容は、どういった理由での訪日が多いのか、日本と他国とでの違いや驚いたこと、日本に来て困ったこと、などである。
天気に恵まれ、猛暑のなかのアンケート調査となった。最初は尻込みし、なかなかはっきりとした声でアンケートができない状態であったが、慣れてくるとアンケートに答えてもらうだけでなく、一生懸命聴きとろうとする姿や簡単な英会話をするなどといった姿が見られ、生徒のコミュニケーション能力の高さや、生徒の持つ英語スキルが見られた。
次年度では外国人に向けたボランティアのための講座などを受講し、今回のアンケートのデータから生徒会だけではなく、全校で取り組むことができる国際交流ボランティアを考えて取り組んでいきたい。