生物部「高校生バイオサミットin鶴岡」一次審査通過しました!

生物部です。今月7月29日~31日に山形県鶴岡市で催されます「第9回 高校生バイオサミットin鶴岡」(主催:慶應義塾大学先端生命研究所・鶴岡市)にエントリーいたしました5件の研究論文ですが、全てが一次審査を通過いたしました。今年の「高校生バイオサミット」は、成果発表部門は過去最大級となる75件の研究が、また計画発表部門も、昨年同様の32件の研究が集まりました。当日の2次審査(成果発表部門では予選相当)が大変楽しみです。

今回は、成果発表部門に3年生の今井君の研究「ヤーコンによる2型糖尿病モデルマウスのインスリン抵抗性の改善効果」と2年生の工藤君の研究「プロポリス摂取によるマウス腸内フローラの変化」。1年生では、唯一女子部員である稲田さんの研究「女子必見!マウス腸内フローラから瘦せる乳酸菌チョコレート発見!」の3件をエントリーいたしました。また計画発表部門では、2年生の村田君の研究「催唾剤によるマウスの唾液マーカーからストレス評価の試み」と、同じく髙野君の研究「ペーパーディスク法によるヨーグルトの抗菌効果の測定」の2件をエントリーいたしました。当日の2次審査を目指して、研究のさらなる進捗を図り、また発表におけるパフォーマンスに磨きをかけ、万全の体制で臨みたいと考えます。

なお、この「バイオサミットin鶴岡」の参加校の多くは、SSHや理数科に特化した県立進学校で、本校の様な私立の普通高校は少数派であります。しかし、本校生物部は第1回目より参加している常連校でもあります。また入賞も、「農林水産大臣賞」(1件)・「審査員特別賞」(4件)の各賞を頂いて、慶應義塾大学(SFC)への進学も果たしております。ご声援よろしくお願いいたします。

 

【高校生バイオサミットin鶴岡】慶應義塾大学環境情報学部教授であり、また慶應義塾大学先端生命科学研究所所長でもある富田 勝先生が2011年に発案された、全国の高校生を対象にした研究発表会である。また、この大会は研究発表の甲子園大会とも言われ、全国から高い研究レべルをもつ高校生が集う大会でもある。その証拠に、一次審査の論文審査勿論であるが、大会当日(予選・本選の2日間)のポスターセッションによる審査は非常に厳格で、全てスコア値化され0.1点差でも本選には望めない。しかし、入賞を果たせば主催者・共催者から与えられる6件の大臣賞と10万円の副賞。また、慶應義塾大学(SFC)へのC方式での推薦入試枠等、参加者には大変魅力となる大会でもある。また大会参加者(発表高校生は勿論引率者も)が、他校の者と寝食(2泊)を共にするのも、この「バイオサミットin鶴岡」の大きな特徴でもある。

 

2019年7月29日~31日開催の「第9回 高校生バイオサミットin鶴岡」

山村国際生物部は、9回連続出場の常連校でもある!