2月8日~2月13日の1週間にわたり、1年生のイングリッシュスキルアップセミナーが行われました。今年度は新型コロナウィルス感染予防の観点から、マスクを着用し、席の間隔を十分に離したうえでのセミナーとなりました。
初日は、普段とは全く異なるオールイングリッシュの環境と、学年内の全クラスをシャッフルして編成されたグループの新鮮さに期待を膨らませている生徒もいれば、緊張を露わにしている生徒も見られました。しかし、授業を通じて徐々に多くの生徒が英語での活動に慣れ親しむようになりました。各クラス内では、講義形式の授業やアクティビティを通じて、講師の出身国についての学習や、多種多様なアクティビティが行われ、生徒たちは戸惑いながらも懸命に取り組んでいました。
最終日には、授業内で用意した原稿をもとに各グループによるプレゼンテーションが行われました。続いて各クラス内で代表グループを選出し、生徒ホールと体育館の2か所に分かれての最終発表が行われました。ほとんどの生徒が原稿に頼らず話す努力をしていて、時にはジェスチャーを使いながら伝えようとする場面も見られました。
1週間のセミナーを通し、英語力が向上したばかりでなく、今後必要とされる「人に伝えようとする力」の上達や、クラスの枠を超えての交流により、コミュニケーション能力が高まるなど、様々な面で成果をあげることができました。また、セミナー後に実施されたアンケートによると、ほとんどの生徒が今回のセミナーの内容に「満足している」と回答し、「海外へ行ってみたくなった」「またセミナーを受けたい」などの声もあり、生徒たちにとって非常に有意義な1週間となりました。