Principal's Newsletter令和5年度 2学期

令和5年度第2学期は、本日をもって終了します。 新型コロナウイルス感染症やインフルエンザは、まだまだ収束はしておりませんが、この間、生徒の皆さんには、感染予防に協力いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。

さて、本日は「礼儀作法は潤滑油」という、人として大切なマナー・作法について考えたいと思います。
例えば、社会人として社会生活を営む上で当然きちんとした礼儀作法が求められます。
それは、今まで無頓着であった方にとっては、いささか堅苦しいことのように感じられるかも知れませんが、礼儀作法と言うものは決して堅苦しいものでも、単なる形式でもないと思います。
いわば社会生活における潤滑油のようなものといえるのではないでしょうか。

機械と機械がかみ合って回るとき潤滑油がなければ摩擦が起こり、火花が散ったりして機械は早く傷んでしまいます。
それと同じように、人間と人間との間にも潤滑油が要るのです。性別や年齢、ものの考え方などの面で異なる人々が相寄って仕事をしていくのが職場です。
したがって、そこにはお互いの間を滑らかに支障なく動かすための潤滑油が必要になります。
その役割を果たすのが礼儀作法だと思います。
ですから、礼儀作法と言うものは、当然心のこもったものでなければなりません。
心に思っているだけでは、潤滑油にはなれません。
形に表し、相手に伝わりやすくしてこそ初めて活きてくるのです。

皆さんが生活している学校と言う組織でも同じことが言えます。
一例としてあいさつができると言うことは人間関係づくりの基本ができていると言われます。
来校された方、先生、生徒同士への「あいさつ・返事・接遇マナー」が出来ている学校はそれぞれの関係が良いと言うことではないでしょうか。山国生はこのことがよく理解されていると思います。
引き続き人として大切な事として身に付けていってください。

最後になりますが、保護者の皆様におかれましては、今年一年間様々な教育活動にご理解並びにご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
それでは、生徒の皆さん一人一人が健康に留意され、良い年を迎え1月9日に元気な姿で再会することをお願い申し上げ、第2学期の校長だよりといたします。

~令和5年12月23日(土)第2学期校長だより~