2020 Principal's Greetings学校長挨拶
本校は大正11年9月に裁縫手芸伝習所として創設されて以来、様々な変遷を経て、令和4年(2022年)に学校創立100周年を迎える名実ともに伝統と光輝ある高等学校として発展して参りました。
この間、校訓である「質実・英知・愛敬」による素直な気持ちと感謝の気持ち、高い知性と優れた想像力、人を慈しみ尊敬する心を持った社会に貢献できる人間性豊かな生徒の育成に励んでおります。
特に、「国際高校」の名のもと、国際化の時代に適応できるよう各学年に英語の外国人教諭を配置するとともに、イングリッシュキャンプやアメリカサンディエゴへの語学研修の実施、実用英語技能検定・GTEC英語4技能検定試験対策など英語教育力の強化を図っております。
そして、生徒の個性や能力・特性をより伸張するために様々な取り組みが展開されております。学力及び進路実績の向上を目指して設定されているコースは、大学進学に特化した特別進学コースA・B、多様な進路希望を実現できる進学コース、食物・保育への進路希望を支援するライフデザインコースなど生徒一人一人の夢の実現に向けた教育を推進しております。
その成果として、近年の大学進学実績においては、進学率の向上は勿論のこと進学先などの質的向上も見られ、令和元年度において大東亜帝国は前年度比2割増、日東駒専においては同8割増となりました。それに加えて、東京外国語大学・埼玉大学などの国公立大学をはじめ、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学などの難関校に多くの合格者を排出するなど生徒・保護者の皆様の期待に応える実績を上げております。 さらに、受験に特化した特別講座、発展的な学習指導や苦手教科の克服を図るための放課後セミナー等の体制を構築しました。
また、部活動などの特別活動においては、生徒一人一人が自己実現を体現できるよう日々の練習・研究・稽古・トレーニングに励んでおります。
令和元年度は、夏の全国高校野球選手権埼玉大会でベスト8に進出した野球部をはじめ県大会上位で活躍する部は勿論のこと、ダンス世界大会(インドネシア)の出場権を獲得したダンス部、全国大会常連のバトントワリング部、10年連続全国大会出場の生物部、西関東大会で優秀な成績を修め、初の東日本大会出場を果たし、さらに、第25回日本管楽合奏コンテスト予選審査に合格し全国大会へ出場した吹奏楽部など多くの部活動が「山村国際高等学校」の名を轟かせました。
中学生の皆さん、高校3年間は限られた時間です。その時間を大切に「あなたの夢を実現する学校 山村国際高校」の扉を開けて充実した時間を過ごし、大いなる未来へ羽ばたいてみてください。教職員・在校生一同心よりお待ちしております。