令和6年度 学校長挨拶

本校は、山村学園創設者の先生が大正11年9月1日(1922年)に「裁縫手芸伝習所・山村塾」を川越市に開設して以来「質実・英知・愛敬」の建学の精神は、4つの年号に跨り受継がれ、名実ともに光輝ある伝統校として発展し令和5年度ベルーナドームにて学園創立100周年記念祭を開催いたしました。

学習指導では、英語教育の拡充に向け、外国人教諭3名を各学年に配置し、英語検定の合格率の向上や英語4技能検定試験対策などに取り組んでいます。
また、「イングリッシュ・ルーム」の実施やスピーキングとリスニング能力のアップを目的に1・2年次で実施する「イングリッシュ スキルアップ セミナー」をはじめ、カナダ・バンクーバー市や福島県ブリティッシュヒルズでの語学研修、ニュージーランドへの修学旅行など、国際化の時代に適応できる教育を実践しております。

学習システムでは、学力及び進路実績の向上を目指し、大学進学に特化した特進選抜コースや特別進学コース、多様な進路希望に対応する総合進学コースなど、生徒一人ひとりの進路実現に向けたシステムを構築しております。
令和5年度進学実績における国公立大学では、埼玉大学・埼玉県立大学・茨城大学・富山大学・福島大学など。難関私立大学では、早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学をはじめ日東駒専・大東亜帝国などの中堅大学にも多くの合格者を輩出し、進学実績は着実に向上してきております。

部活動では、運動部・文化部共に高い目標を掲げ日々の練習・研究・稽古に励み、ダンス部、吹奏楽部、バトントワーリング部、生物部、男子ソフトテニス部、放送部が全国大会に出場するとともに、吹奏楽部の打楽器アンサンブルコンクール最優秀グランプリ賞受賞、バトントワーリング部の金賞受賞、生物部のカカオポリフェノールによる日焼け予防研究における「ジュニア日本農芸化学会」での金賞受賞、イラスト部の色調整が難しい岩絵の具を駆使した絵を仕上げたことによる埼玉県知事賞受賞などは、「山村国際高等学校」の活躍ぶりを県内外問わず全国に轟かせております。

中学生の皆さん、高校3年間は限られた時間です。その時間を大切に「あなたの夢を実現する学校 山村国際高等学校」の扉を開けて「100年の歴史と伝統を継承」し充実した3年間を送ってください。教職員並びに在校生一同、皆さんのご入学を心よりお待ちしております。

学校長 中山 達朗


学校法人山村学園 山村国際高等学校
校長 中山 達朗